四つの若芽に元気づけられる

 東電福島第一原発の状況がますます不明確になる中、私は1つ加齢した。それを祝ってくれるのか、窓際のアボカドに4つの新芽が付き、上を向いて拡がり始めた。1つは芯芽、3つは枝芽である。

DSC04656-540_360アボカドの頂部

 折りしも、いまNHKの大河ドラマで”江(ごう)”が放送されている。浅井長政の三女にして、徳川三代将軍家光の母である。江の母は信長の妹にして浅井⇒柴田と政略結婚の道具にされた”市(いち)”、長姉は”茶々(ちゃちゃ)”・後の淀君、次姉が”初(はつ)”・後の京極高次の正室。
 4人が4人ともに、戦国時代を女として、妻として、母としてたくましく生き抜いた。我が家のアボカドの芽を観ていて、ついその4人を連想した。

all540_270市(母芽)  茶々(一の姫芽)  初(二の姫芽)  江(三の姫芽)

 上の写真は、左から年齢順、枝芽の順である。母芽の一番上は鉢土から130センチある。そして初めて出た3本の枝のうち、最初の芽(一の姫芽)の伸びが一番遅く、3番目の芽(三の姫芽)がよく伸びている。

 ところで、福島原発の1ー4号機のエラーがこれ以上進行しないように、政府が主導権を発揮するように、東電がこれ以上商人根性で隠し事をしないように、上の4つの芽に祈らずにはいられない。

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