♣ きょうは朝から気持ちよく晴れていたので、苫小牧市にあるウトナイ湖のネイチャーセンターへ行ってきた。昨年の春に、アメリカのバードウォッチャーを連れてこの湖の野生鳥獣保護センターを訪ねたことはあったが、ネイチャーセンターは初めてであった。
♣ センターの観察フロアからは、ハクチョウ、カワアイサそのほかぱらぱらとカモ類が見えたが、逆光のため同定がむずかしい。また湖上の低空を大型の鳥がゆっくりと飛んでいったが、センターのガイドが、居着いているオジロワシではないかと言っていた。センターからはいくつかの散策路があり、その一部を歩いてきた。
エゾシマリス
♣ 散策の途中で、もう冬眠に入ったかと思っていたエゾシマリスが、木道の上でドングリをかじりながら、しばらくその姿を楽しませてくれていた。冬眠しないエゾリスもここには多くいると聞いていたが、きょうは出会わなかった。ほかにシジュウカラ、ハシブトガラ、ヒヨドリ、ヤマガラ、ツグミ、マシコ(?)などを見聞きした。
ツルウメモドキ
♣ 大方の広葉樹はその葉の色も紅葉、黄葉から褐色がかっているもの、既にほとんど落葉しているものなどと、様々であった。その中で、ツルウメモドキの紅い実は目立った。またカエデの仲間は、葉をすっかり落としたのにまだ実が着いたままだったので、取って放り上げると、風車のようにくるくると回りながら湿原に落ちていった。
カエデの仲間のヘリコプター
♣ キノコの仲間も多く目にしたが、全く同定は出来なかった。
キノコの一種
♣ 恵庭市で食事をしたサッポロビール庭園にはビオトープが作られており、カルガモが約50羽とマガモが約10羽いて、時折鳴き声を上げていた。
サッポロビール庭園・ビオトープのカルガモの群れ