♣ 私たちの住むマンションが所属する町内会で、ぶどう狩りの行事があった。マンションの管理組合の理事長が、町内会の運動やレクリェーションの担当になっており、今回の行事参加の募集をしておられた。定員50名ということで、私達はその申し込み締め切りまでに定員に達しなかったら、加えていただくことにしておいた。
♣ その締め切りの後に、定員割れだったということで、理事長が私たちを加えておいて下さったので、集合場所である近くの公園前から大型バスで出発し、余市町の中井観光農園に向かった。
ぶどう品種”旅路”
♣ もともと北海道は、明治初期にドイツ人宣教師によって日本で最初にリンゴの栽培が行われた所と聞いている。余市というのは、札幌南郊にあった北茨城(現・澄川)とともに、私が子供の頃から北海道でのリンゴの産地として有名であった。小粒で甘酸っぱいリンゴだったと記憶している。今でもリンゴ農家が数軒あると聞いた。
ぶどう品種”ナイアガラ”
♣ 今日行ってみて驚いたが、リンゴに限らずぶどう、洋なし、プルーンなどの栽培と、それらをベースにした観光農園が多く存在することであった。ぶどうは、今日は”旅路”と”ナイアガラ”、”キャンベル”の3種であったが、いずれも食べ放題のほか、摘み取った物はキロ450円で売るという。”旅路”は”デラウエア”をやや大粒にしたような、種のないぶどうで、今日の中では一番甘かった。
ぶどう品種”キャンベル”
♣ この観光農園では、ほかに今、リンゴ(サンつがる)やプルーンの食べ放題もやっていた。他のグループで、リンゴの落果をかじってみている人がいた。甘そうであった。
リンゴ品種”サンつがる”
♣ 私達はぶどうを1.5キロほど摘んできて購入したが、各人にリンゴ2個とプルーン12個ほどがおまけとして付いてきた。これは農園のサービスなのか、町内会で用意したものかは確認していない。
プルーン
♣ 収穫のあと、余市町の市街地へ戻って、食事つき温泉でゆっくりした。アマチュアながらなかなかの手品を披露する方がいて、子供も大人も楽しんだ。ビンゴゲームで景品をもらったり、帰りのバスの中では町内の今年度のイベントで余った賞品の抽選などがあり、また体の不自由な人たちへの細やかな気遣いもあって、皆楽しく過ごせたようである。町内会の担当の皆さん、ご苦労さまでした。