♠ 藤沢市にある墓地に、私の実父、実母、養母、そして弟が眠っている。私たちが札幌に転居し、さらに私たちの息子、娘の家族も札幌に転居してきてしまった。墓参を口実にして藤沢へ行ってはいたが、お彼岸やお盆のタイミングに行けないことも多いし、掃除などの手入れも行き届かない。
♠ そこで子供達の了解も取って、札幌の市営墓苑の空き区画の抽選に応募したら、1回で当選した。古くからの市営墓苑で、当たった場所は少しはずれではあったが、石材店に墓碑を発注した。基礎のコンクリートが終ったというので、墓苑に行って見てきた。妻の実家の墓所もあるので、お参りしてきた。
カエデの仲間の紅葉
♠ 私たちの住まいの近辺では、藻岩山も含めて鮮やかに紅葉する樹木は少なく、黄色になるものが多いが、この墓苑では紅葉する樹木がけっこう多かった。
イチョウなどの黄葉も混じる
♠ ここでは26日に降った初雪がまだ残っており、寒々としていたが、氷点下にはなっていないようだ。墓碑の基礎コンクリートの凍結を心配したが、大丈夫だろう。11月中には完成するという。
♠ 来年の2月には、藤沢の墓所を引き払って遺骨を移そう。藤沢では広く深いカロートの中に壷のままで納めるが、札幌では遺骨をさらしの袋に納めてカロートの土の上に置くか、そのままカロートの土に直接撒くかどちらかであるという。しきたりがかなり違うので戸惑ったが、「土に返す」というこちらの方が合理的かとも思った。