アジサイの花の変化

 きょうは高曇りで雨は降らないものの、空気に湿っぽさが残っている。知人からデジタル一眼レフカメラのボディとマクロレンズを借りて、以前から気になっていたアジサイの花弁の変化を写しに出かけた。

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 気になっていたのは、2日前に写したガクアジサイのガク数の変化で、これがタマアジサイにもあるのではないかという疑問であった。

IMG_9049-540+360一般的な4枚花弁の花(装飾花)

 やはりこのタマアジサイにも、多花弁のものと寡花弁のものとがあり、その確率はかなり高いものがある。花によって確率は大きく異なるようだが、私が注目していた花房では、一つの花房にガク4枚は80パーセント、ガク5枚は10パーセント、ガク3枚は5パーセント程度で、6枚以上のものも5パーセント程度あった。

IMG_9042+9041-540+270 5枚花弁          3枚花弁

 写真を撮っていてふと気付いたのは、ガクの座の中央にこんもりと付いているツボミの分割が、ガクの数とほぼ一致していたのである。

IMG_9049+9042+9041-540+180 ガク4枚        ガク5枚        ガク3枚
ガク数と一致するツボミの分割

 ここに「ほぼ一致」と書いたのは、ガク4枚のものは必ずこの分割も4個であったが、5枚、3枚の場合その半数ちかくが4分割なのである。なお、このタマアジサイの装飾花のガク数は、数えようによっては6枚から8枚に見えるものもある。また下のように2個の花が石化のようにくっついて、ツボミ塊が並んでいるものもあった。

DSC04737-540+405こんな奇形も.(ガク8枚、ツボミ2塊)

DSC04746-540+360 奇形の装飾花(小皿の水に挿しておいた)

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