母と弟 65年忌

 1945年(昭和20年)6月5日、母と弟は神戸の大空襲で亡くなった。それから今日で65年になる。当時3歳だった私には、防空壕の暗闇の怖さ等の強烈なもの以外の記憶は全くない。母も、弟も顔が浮かばない。母は、写真でこの人かというイメージはあるものの、生後50日足らずで亡くなった弟は写真すら残っていない。
 6月5日の神戸大空襲では朝7時22分~8時47分、米軍の爆撃機474機が来襲し、合計約3,000トンの焼夷(しようい)弾を投下。神戸市域の死者は3,453人とされ、小説「火垂(ほた)るの墓」の題材にもなった。(一部神戸市文書館資料から)

写真3-たむたむさんのサイトより-フリー-540_360神戸港空襲の写真(たむたむさんのサイトよりフリーで借用)
http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/article/1533/

 子供の頃は「戦争」を憎んだが、今は「一部の暴力的な対応」にやりきれなさを感じている。同じ国の中の民族闘争や、同じ民族同士でありながら国を分けて争おうとするところもある。国土や国民を守るということよりも、政治家個人や特定グループの利益を守るために、「民衆」や「宗教の曲解」を盾にしていると思う。

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