ミヤコワスレ

 この土地に以前住んでいたご婦人が植えておいたミヤコワスレを、妻が気に入って濃淡2色のものを分けて植え替えて置いた。これは、キク科としては珍しく春に咲く園芸品種で、原種はミヤマヨメナ(Aster savatieri -キク科シオン属)。
DSCF1643_1646-600_300DSCF1646-600_300aDSCF1643-600_300a これらは既に6月中旬から咲き出していた。日当たりの良い西側の淡色のものは数多くの花を咲かせたが、南側の塀際の濃色のものは日当たりがあまり良くないせいか、花がまばらである。切花で市販されているものは、濃色のものだけだ。
 ミヤコワスレの名は、承久の乱に敗れた順徳天皇が佐渡が島に流された際に、この花を見て心を慰め、都恋しさを忘れたとの言い伝えによるとか。

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