JALのエコ・ジェット

 所用があって、妻と神奈川県藤沢市の辻堂へ行き、トンボ帰りしてきた。帰り、羽田空港の待合室で自分の乗る飛行機を見ると、見慣れていたJALの尾翼の、太陽をイメージした赤いマークが緑色で描かれている。ボディにも、緑色の紙飛行機のような物が描かれている。その他は、ボディマーク、社名などは他と変わらない。

DSC02163-540_360JAL-ECO_JET

 帰宅してネットで調べてみたら、JALプレスリリースに、「2008年6月から、JALの地球環境へむけた取組みの象徴として尾翼を緑色に塗装した「JALエコジェット(JAL Eco Jet)」を1機運行し、JALエコジェットを通じて社会の皆さまへ地球環境の大切さを呼びかけてまいります。」と出ていた。
 エコジェットの概要は、ボーイング社製 777-200型機(375人乗り)1機
尾翼:高さ10m、幅8.5m、「空のエコ・紙飛行機」:長さ(幅)7m、高さ2m     となっている。

Eco-Jet-1

 最近、JALの経営をめぐっていろいろの難問題があり、結局は国で支援することになったようだ。確かに、殆ど国営企業に近く、親方日の丸的なところも多い。しかし他社では飛ばない地方空港や離島など、採算の合わない路線などにも、子会社などを通じて飛ばしているし、その地域の住民にとっては命の綱になっている部分もある。北海道では、子会社のHAC(北海道エアシステム)が、JALと同じ太陽マークの尾翼で、地方都市間や離島に向けて、多くの路線を維持してはいる。もちろん人の生命を預かる企業であり、それなりの綿密なサービスが必要だが、JALにはまだ見直せる点も多いと思う。

DSC02171-540_260往き来するJAL各便(羽田空港17番スポットにて.14:30頃)

カテゴリー: 交通, 旅行, 日々つぶやき タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA