探鳥の大先輩 逝く

◆ 私達が藤沢在住当時、所属していた藤沢探鳥クラブの顧問格で、その穏やかな人柄から皆さんに一目置かれていた長老(TUさん)が居られ、私より13歳年長であった。4月24日に鳥仲間と一緒に立山へライチョウを探しに出かけ、その夜に高山病の症状を発症して翌日下山し、安曇野市の病院に運ばれたが、肺炎を併発して5月11日に亡くなった。次女の方が知らせてくれた。

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◆ 若い頃には製紙会社に勤め、北海道各地で長い間勤務されていて、引退後も1年に1回は仲間を引率して北海道に探鳥に来ておられた。私達が北海道に転居して来てからは、私たちも探鳥会に同行させていただいたり、TUさんに来宅して頂いて、あれやこれやの話をしたりした。
◆ 奥さんは早くに亡くして2人の娘さんは遠くに居り、8月で82歳になられるところで、鎌倉の自宅でひとり悠々自適の生活をしておられた。3箇所の探鳥会への参加、ご自分が主催する月1回の酒匂川(小田原)探鳥会と、年に2回ほどの遠征探鳥、そのほか藤沢の谷戸を歩く会への参加と、自然に親しんでおられた。
◆ さらに、パークゴルフや吹き矢にも定期的に参加し、俳句の会や落語の寄席への参加、鳥の切手の収集など、実に多彩な活躍であった。お元気だったので、こんなに早く別かれが来るとは、思いもしなかった。ご冥福をお祈りしたい。

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