ガソリン価格の乱高下

 昨年夏頃までのガソリン価格の急騰の後、10月頃から急落して今に至っている。投機筋が、余った金で原油の先物買いに走ったために急騰し、その後の世界的な構造不況で原油から金を引き上げ始めたために急落したのだという。世界の経済が、一部の投機筋に踊らされて、いいように振り回された結果である。弱いものだ。

DSC00830-540_360 2009年1月7日

 我が家の近くのガソリンスタンドは、この近辺では価格を抑えており、表向きのリッター当たり価格95円以外に割引の制度を設けていて、我が家では特別会員価格プラス割引カード利用で、89円で入れている。しかしこのスタンドでさえ、昨年8月にはレギュラーガソリンの最高値189円(残念ながら写真はない)を表示していたこともあり、今はほぼ半値まで下がっているのだ。スタンド経営者の苦悩が目に見えるようである。

20080704-Sapporo-S19W112008年7月4日の表示(1か月後が最高値、レギュラーで189円)

 価格高騰の前には、軽油の価格はリッター当たりレギュラーガソリンより10円程度安かったのに、高騰時は20円程度の差になり、逆に最近は2~3 円程度の差または時として同額あるいは軽油の方が高いスタンドもあった。また、北海道の各家庭の必需品である灯油の価格も8月には市内平均で130円を超え、この冬の暖房費への影響が心配された。しかし幸いガソリンと一緒に下がってきて、いま市内平均では65円前後で、2005年の水準まで下がった。私の自宅近辺の最安値は、52.8円である。

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