クロッカス全盛

 昨夜は、この近辺にすむ中学同期生が時々集まって飲み食いし、談笑する会があった。場所は庶民的な中国風居酒屋で、自宅から歩いてほぼ20分の所にあり、私ももう5回目くらいの参加である。
 その店に向かう途中に、家は古いが割り合い大きな敷地を持つ民家がある。庭はほとんど手入れされていない様子であるが、その地面にいっぱいのクロッカスが花茎を立てていた。もう薄暗く花弁も閉じていたので、きょう午前中に妻をさそって再度出かけてみた。

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 クロッカスは例年より少し早い開花であるが、近所では庭に植えている所が結構多い。いまちょうど全盛期であるが、ここのようにいっぱいに咲いているところは他に知らない。花の色は白系と紫系が多く、黄色がところどころに咲いていた。ただ黄色の花は花びらがやや細く、シベの形もだいぶ違っている。住宅には、人が住んでいるようにも見えるが、あまり生活臭を感じない。

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 この庭の北東側には、フキノトウがたくさん芽生えていて、花を広げ始めているもの多かった。数年前に、網走湖の近くでフキノトウを摘み取り、息子の奥さんに蕗味噌にして食べさせてもらったことを想い出した。

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