桃の節句

 きょうは桃の節句。ひな祭りである。我が家にも7段飾りがあるが、ここ20年、 スペースの関係で内裏雛だけをサイドボードの上に飾っている。

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 昔から中国では奇数を”陽”として縁起が良いとした。1年でその奇数の重なる月日を祝日としたのが五節句の始まりだとか。 五節句の日とは1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日である。11月11日は入っていないようだ。いま日本では、9月9日の「重陽の節句」は、ほとんど忘れられているが、昔は締めくくりの節句として最も盛んだったそうである。でも、”重陽”というのは”陽”の数、つまり奇数が重なる、と考えると、5つの節句全てがそう言えるのではないかと思うのだが・・・。

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 妻はいまでも雛人形を飾るが、3月4日になるとこの雛人形達をきちんとししまい込んでいる。そうしないと娘が縁遠くなる、という言い伝えを守っている。もう娘は3人の子持ちなのに。

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 その娘の3人のこども達のうち、末っ子が女の子で、その子の良縁を願っているのかも知れないが・・・。
 さて我が家でも、ここ20年ほど箱の中でナフタリンくさくなっていた3人官女以下のひな人形を取り出して、 陽に当ててやらなくてはなるまい。

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