◆ 昨夜は洞爺湖温泉に宿泊し、今朝は昭和新山の山麓からロープウエーに乗って有珠山に登った。この洞爺湖南岸の火山群は若い火山で、30年に1回程度のピッチで噴火を繰り返している。大有珠、小有珠などのほかに、明治43年(1910年)に噴火した四十三山(よそみやま)や、昭和19年(1944年)に畑の真ん中が持ち上がって出来た昭和新山がある。
昭和新山
◆ 昭和52年(1977年)には有珠新山の噴火で札幌市内にまで灰を降らせた。さらに平成12年(2000年)3月にも噴火し、国道が隆起して閉鎖、温泉街を2年近く休業させた西山の新火口がある。
噴気を上げる大有珠
2000年の西山噴火による土地の複雑な隆起で倒壊
した製菓工場.今は噴火の資料として残されている
◆ 温泉街に戻り、昨年G8サミットが行われたウインザーホテルの最上階に上がり、日本蕎麦を食べて帰路についた。喜茂別から中山峠に向かう途中の沢地でミズバショウやカタクリを見つけ、しばし休憩した。
ミズバショウ
カタクリ