4羽のエゾフクロウの幼鳥

 藤沢に住んでいた頃の鳥仲間7名が、一昨日北海道西部へバードウオッチングに来た。新千歳空港南部にあるウトナイ湖で落ち合って久々の邂逅のあと、彼らは天売島へ行った。今日は私たちの案内で、空知地方の森に営巣していたエゾフクロウのポイントへ案内した。5月24日に枝移りをしたと聞いていたので、もうばらばらに散ってしまったかと心配して、午前中に下見に出かけたら、まだ幼鳥が固まっていた。朱鞠内湖へ行っていた鳥仲間に携帯電話で知らせて現地で落ち合った。夕方になっていたが、4羽の幼鳥と、メスと思われる親鳥をじっくりと見てもらうことが出来て、面目を保てた。

IMG_1133-540_360a エゾフクロウの幼鳥4羽

IMG_1120-540_360 母親と思われる親鳥

 ここで埼玉県からやってきて、近くに宿をとってもう1か月もこのフクロウを見守ってきたと言うご夫婦に出会い、色々と情報交換し、このご夫婦が運営しているサイトのアドレスを伺った。

追伸:
 オスが、いつもいた場所付近を捜しても見当たらないので残念に思っていたが、今朝(11日)の北海道新聞に、10日の朝に近くで車と衝突したらしいオスのエゾフクロウの死骸が見つかったと出ていた。幼鳥はもう羽ばたきを初めているので、メス1羽だけでも何とか育てきれるだろうと専門家は見ているそうだ。しかし次の営巣は、かなり困難になったのではないだろうか。とても見やすい場所に営巣して、周辺の住民などがロープを張ったりして保護活動をし、多くの人たちに親しまれていたのに、非常に残念である。 (06/11 09:00)

カテゴリー: 動物, 季節, 日々つぶやき, 自然, タグ: パーマリンク

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