山下り

 昨夜から娘の子供達が泊まりに来ている。今日は上の男の子2人を連れて、藻岩山に行くことにしていた。藻岩山の登山コースは、標高30メートルほどの登山口から標高531メートル強の山頂までほぼ500メートルある。孫たちはまだ登山をしたことがないと言うので、ロープウェイとシャトルバスで頂上のすぐそばまで登った。

IMG_2710-540_360朝1番のロープウェイ

 頂上には2階建ての観光施設があり、まずその屋上に上って札幌市内を俯瞰した。

IMG_2718-540_360頂上の施設屋上にて

 この山のメイン登山路の登山口には、観音寺というお寺があり、その境内に西国三十三番札所の観音像の写しが収められ、境内には一番と三十三番が置かれている。そしてこのお寺を起点として、頂上までの登山路の脇に二番から三十二番までの観音像が祀られている。私が子供の頃は、頂上には1坪ほどの石造のお堂があったが、お堂の屋根は朽ち果て、三十二番の観音像の所在も不明確だった。

IMG_2721-540_360奥の院

 1992年に観音寺の勧請として立派な奥の院が建築されたのだが、そのわきに観光施設と無線塔が建設されたため、あまり目立たなくなっている。

IMG_2723-540_360 下山を開始

 午前11時頃に下山を開始。途中の石造観音像に彫られた番号を確認しながら、ゆっくりと下った。快晴ではあったが、空気は澄んでいて、汗ばむほどでもなく、日影では寒さを感ずるほどだった。

IMG_2724-No.31-540_360三十一番観音像

IMG_2730-No.25-540_360二十五番観音像

IMG_2737-No20-540_360二十番観音像

IMG_2747-No15-540_360十五番観音像

IMG_2755-No10-540_360十番観音像

 十番を過ぎた頃、携帯電話に妻からコールが入り、娘と一緒に、登山口の観音寺に車で迎えに来ている、という。安心してゆっくりと下っていくと、五番の観音像のところまで妻と末の孫娘が登ってきていた。

IMG_2766-No5-540_360五番観音像

 観音寺の境内で、一番と三十三番の観音像に手を合わせた。観音寺の上の駐車場には、娘が車で待っていてくれた。頂上からここまで、ほぼ2時間でたどりついた。

IMG_2790-No1-540_360一番観音像(観音寺境内)

IMG_2788-No33-540_360三十三番観音像(観音寺境内)

カテゴリー: スポーツ, 孫と遊ぶ, 思い出, 日々つぶやき, 自然 タグ: パーマリンク

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