茶色に枯れていく

 雪は3日以来降っていないのだが、この初雪から本格的な根雪になるまでのあいだ、札幌では一番そそけ立つ寒さを感ずる時期なのである。冬になりきればそれなりに覚悟ができて、住まいも衣類もがっちりと防寒対策をとるのだが、今の時期はどうも半端である。

IMG_3040-1-540_360IMG_3040-2-540_360藻岩山の名残の黄葉

 藻岩山の中腹の景色も、一部に黄葉が残ってはいるものの、大半の樹は葉が茶褐色になるか、葉を振るい落としている。シラカンバ(シラカバ)やダケカンバの幹が、妙に白く目立ってくる。針葉樹の少ない山であり、落葉広葉樹に覆われていて、北東側の一部が天然林として、1921年に北海道で最初の国指定天然記念物となった。札幌冬季オリンピックで大回転競技の行われた場所は、その後は自然に還されて、木々が覆い始めている。

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