ナナカマドとヒヨドリ

 きのうの晴天下、孫の小学校の発表会に誘われて白石区を歩いていると、すっかり葉を落としたナナカマドの実が陽に映えてきれいだった。ちょうどその実を撮影している時、枝の中にフッとヒヨドリが飛び込んできて、赤い実をひとつ食べた。

IMG_3169-540_360 ナナカマドの実というのは、鳥達にとってはあまり美味いものではないらしく、いつも春先まで残っていて、他の実がなくなってからしかたなく食べるのだ、と誰かから聞いた覚えがあるので、初冬のいま、真っ先に食べるのを見つけて、おやおやと思った。

IMG_3168-540_360 小2と小4の孫の、むかしで言えば学芸会だが、学年全員が参加してそれぞれがセリフを受け持ち、全員に参加意識を持たせている点では良いことだと思った。聞いた話だが、関東地方のある小学校で、「なぜウチの子が主役でないのか!」と多くの親が学校に怒鳴り込む状況があったという。役柄の重要性も子供の適合性も、考慮できない親が多いということなのか。そのような親達は、どんな教育を受けてきたのだろうか。最近、それを皮肉ったコマーシャルで、参加した子供全員が「桃太郎」の主役になっていて、犬も猿も雉も鬼も居ないという場面を構成していた。
 きょうは朝から気温が低く、夕方から雪が降り始めて、今は道路にもだいぶ積もっている。例年になくなかなか根雪にならなかったが、これで落ち着くだろう。明後日には、一泊で東京・池袋に行ってくる。

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