葉の多いクローバー

 先日上富良野町で耕運機を拝借して、置き場から耕作予定地までエンジンをかけて移動していた時、泥濘に車輪を取られて、途中の水路に耕運機が落ちそうになった。あわてて妻を呼んでロープをハンドルにかけて機械が落ちないように維持をしていてもらい、私は川に下りて落ちかけた耕運機を抱えあげた。30分ほどかけて必死の思いでやっと路上に戻し、さいわい耕運機は川に落とさずに済んだが、耕作に使っている時には感じなかった耕運機の重量が身にしみた。私は腕に多少ケガをし、妻はきょうまで筋肉痛で辛い思いをした。
 耕運機を元に戻してホッと通路に座り込んだ時、足元のシロツメクサ(クローバー)に、四つ葉以上のものがけっこうたくさんあるのに気がついた。

DSC05030-600_300この中に、少なくとも5組の四つ葉がある

 耕運作業と種や苗の植え付けが終わり、耕運機の清掃を済ませてから燃料を満タンにして、T夫人の待つハウス横まで動かして行った。今日は私達が耕運機を使いたい旨をT夫人に伝えていなかったので、夫人を待たせてしまったようで、申し訳けないことをした。
 最後に、先ほど四つ葉を見つけた所で少し探すと、五つ葉のものがいくつかあり、六つ葉になりかけているものもあった。自宅へ帰ってからネットで調べていたら、なんと岩手県花巻市の農家の人が60年かけて多葉性のクローバーを自然交配で掛け合わせ続け、2006年までに18枚、21枚とギネスの公認記録を続けていた。ところが同じ人が2010年9月に56枚のクローバーを発見してギネスに認定されたと出ていた。
 共同通信からの引用として写真も載っていたが、どう見ても1本の茎の先端から葉が出ているようには見えない。おそらく葉柄が先端近くで多数に枝分かれしたか、多葉株の茎が多数石化したものではないかと思う。
http://scienceplus2ch.blog108.fc2.com/blog-entry-1071.html

DSC05029-600_300上富良野での四つ葉(左)と五つ葉(右)

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