豪雪の中、動物探しは空振り

 昨日、ある大学で研究発表会があるということで、小樽市の東郊まで車で行ってきた。前夜から強力な低気圧が通過中で、大雪警報が出ていた。大学の駐車場に車を置いて、この大学の教職に席を置く友人と、学生の説明を聞いたり学食で昼食を摂ったりした。この間、ほぼ2時間であったが、帰りには車がその形のままに綿帽子を被せたように白くなっており、ナンバーも見えなくなっていて、数十台の車の間をやや探してしまった。

DSC02744-540+405 豪雪の産業道路(小樽⇔石狩間)

 帰り道、ふと思い立って、何か動物や鳥に出会えるのではないかと、石狩湾沿いの産業道路を走ってみた。向かったのは石狩湾新港。遠浅の海岸を開削し、25年ほど前に初めての荷役を開始した新しい港であるが、海鳥や海獣など時々珍しい動物を見かけることがあると聞いている。港に着くまでの間も降雪はやまず、フロントやリヤのウインドウはヒーターなどで視界障害はないが、前のライトやナンバープレートは雪で覆われてしまうので、時々車を止めては掻き落とす。吹雪ではないので、道路沿いの林の木々にも、細枝にまで雪が積もっている。

DSC02743-540+405 細枝にまで積雪

 港に着いたときは降る雪の量も一段と多くなり、双眼鏡で探しても岸壁の上でじっとしているオオセグロカモメ(らしい)とハシボソガラスくらいがぼんやりと見えるだけであった。そんな所でも、5~6台の車が乗り入れられて、みな車の中で外を窺っているのであった。

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