♣ 今日は、市内のあるポイントへフィールディングに出かけた。時期的には少し早いのだが、エゾサンショウウオの産卵状況を観察するのが目的であった。浅い遊水地の中で、沈んでいる2メートル程の木の枝に、産卵してまださほど時日の経っていないと思われるエゾサンショウウオの卵嚢が、それも20腹分以上かたまっていた。その枝をそっと持ち上げて、写真を撮らせてもらった。このほかに、まだ5~6腹分が奥の水中に見えた。
エゾサンショウウオの卵嚢
♣ 産卵の時期としては、例年よりも1か月ほど早い、と同行の息子が言っていた。まだ成体が近くに居るかもしれないので、卵嚢をそっと水に戻してその場を引き上げた。
♣ 近くの林では、カラ類のほかに「チョー、ピー、チョー、ピー」と2声をはっきりと繰り返す鳥の声が聞こえた。小型の双眼鏡で必死に探すが、薄暗くコロンと見え、スズメよりやや大きいと分かるだけで識別できない。帰宅して鳥の声のCDで聞き比べてみたが、わからない。ゴジュウカラの鳴き声が近いように思うが、断定できない。不勉強の悲しさ・・・。