フキノトウの世代交代

 雪が融け、落ち葉の間からフキノトウが芽を出して約1か月。フキの本葉が広がってきた。フキノトウは、フキの花茎である。雪が融けて真っ先に地面から顔を出した雄花と雌花。勢い良く芽芯を伸ばしながら花を咲かせ、受粉が済むと本葉が大きな手を拡げる。

DSC03256-Fuki-1-540_405 フキとフキノトウ

 受粉を済ませて次世代の準備を終えた雄花と雌花とは、気付かぬうちに倒れ、大きく広がったフキの葉の間で消えてしまう。フキは、ちょっとした流れや湿地があるとしっかりと芽を出して、夏には一面に丸い葉を繁らせる。この辺の野草の中では、一番逞しいのではなかろうか。

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