日当たりの良いところでは、ライラックの薄紫の花が開花を始めた。濃紫や白の花は、まだ開花してはいないが、既につぼみは立っている。やはり例年よりは10日から半月ほど早くなっているようだ。
↑ 開花を始めたライラック
♣ 『ライラック』は英語だが、日本語では『ムラサキハシドイ』。フランス語で『リラ』。ドイツ映画の主題歌に使われた「ライラックの花咲くころ」がフランスでシャンソン化され、それに日本人が「スミレの花咲くころ」の詞をつけたものだそうだ。当時は日本にはライラックはなかったのだろうか。宝塚歌劇団のテーマ曲に使われている(正式な団歌ではない)。 ほかにも自宅近所で春の植物をいくつか見つけた。
↑ ノムラモミジの花
↑ サクラ(SP)
↑ エゾノコリンゴ
↑ ボタン(SP)
↑ オオバギボウシの若葉
♣ 神奈川県に住んでいたころは、オオバギボウシの若葉は『ウルイ』といって、スーパーマーケットで売っていた。軽く茹でて、醤油をかけるか酢味噌であえると、独特の風味でうまかった。コバイケイソウ(有毒)の若葉に似ていて、誤って食べて中毒を起こす事故が毎年起きているとか。