◆ きょうは藻岩山の西側を回って、西区の『平和』という地区に行ってきた。妻の実家のあった西野から西南の奥に入り、平和地区を琴似発寒川(ことにはっさむがわ)に沿って入ると、車道は「大平和寺」という無住の寺で行き止まりになる。この寺のうしろが手稲山への南登山口となり、そのすぐ脇の谷底に『平和の滝』がある。
◆ 二段滝の落差は約10メートルほどであるが、春なのでまだ手稲山の雪解け水があるせいか、水量が多く音も強い。霧状になったしぶきが顔を冷やす。周りの木々が芽吹いて、新緑が美しい。手稲山の登山口から200メートルほど入ってみたが、滝の音の陰にセンダイムシクイ、エゾムシクイ、コルリ、ヒヨドリなどの声が聞こえ、コルリ、ハシブトガラ、シジュウカラなどの姿が確認できた。