手稲山

 北区に住む義姉(妻の姉)は、いま夫が定期入院のため無聊を囲っている。きょうは車で、義姉と妻を伴って、私がきのう行ってきた平和の滝を再訪した。ここは義姉にとっても十数年ぶりの訪問になったようだ。ここで義姉と妻は、その母親とよくこの滝を訪れた想い出を話し合っていた。
 手稲山の南登山道を1キロほど散策し、そのあと車で手稲山のスソをぐるりと迂回して、北登山口から一気に頂上直下まで登った。

DSC03564-540+405 手稲山山頂(標高1,023.7メートル)

 手稲山の頂上には、民放各局や公共の無線中継塔が多数林立している。またこの山の北側は頂上近くから裾野まで、広くスキー場として開発され、1972年の札幌冬季オリンピックの会場の一つになった。また雪のない時期も、一部はゴルフ場、パークゴルフ場などとして利用されている。
 この山では金、銀、銅、亜鉛などを産出し、1971年の閉山後も珍しい鉱石が見つかっていることで、世界的に有名なのだとか。 私は子供のころ、この鉱山近くに住んでいた従弟の家を訪ねて、よく鉱山のズリ山に登ってはキラキラ光る銅の原石や水晶などを拾って歩き、「あぶないよ」と叔母に叱られたものだ。その頃は『手稲金山(ていねきんざん)』と呼んでいたのに、いまこの地域は『金山(かなやま)』と呼ぶらしい。違和感がある。

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