赤井川村へ

 小樽市から南下して毛無峠を越えると、赤井川村に入る。4年程前から、村の中央部の「お漬物食堂」と、その手前の「唐津焼の店」、そして「キロロリゾート」に何回か足を運んだ。そのうち「唐津焼の店」は自然大好きの夫人(森さん)がいて、春は広大な敷地にエゾエンゴサク、キクザキイチゲ、エゾノリュウキンカ、カタクリなどの花が咲き乱れていた。
 その夫人に、息子が出版した「北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑」を差し上げたいと妻がいうので、車で出かけた。小樽から南下して峠を過ぎると、左手にまだ雪が筋状に残る余市岳が見えた。日差しはあるのだが、南方に低気圧や前線があるせいか弱い北風があって、空気はひんやりとしている。

DSC05094-540_360残雪の余市岳(よいちだけ)

 店に着くと、ちょうど高年のご夫婦が見えていて、焼き物の選択をしていた。そのお客さんが買い物を済ませて帰られてから、妻が森夫人に息子の図鑑を差し上げると、夫人がお礼に、と「花游(はなあそび) 山野草・湯の里・定山渓」という図鑑を下さるという。その図鑑の著者である一条 晋さん夫妻とは非常に親しくしているとか。実は私も、他の縁でその図鑑を持っている、ということから話が弾み、私達とこの森夫人とは色々の点で縁があったことがわかった。他に来客もないことからコーヒーを何杯も頂きながら、閉店時間過ぎを忘れて、すっかり話しこんでしまった。
 店に着いたときに妻が目をつけていた耳付きスープカップ・ソーサー2組を、帰りがけに買うというと、「楽しかったんだし、なにもお義理で買うことはないですよ」と言われたが、きちんと設定値段で買って帰宅した。

DSC05098-540_360買ってきた 粉引き耳付きスープカップ & ソーサー

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