オドリコソウ

 16日に積丹半島の岡の上を散策したとき、枝を広げた木の下でオドリコソウを見つけた。初見であった。藤沢の先輩が、ブログでオドリコソウの白い花の写真をアップしていて、初めて認識したばかりだった。花は放射状に10個ほど並び、それが対生の葉と交互になって何段にも咲いている。

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 図鑑によると、花の色はピンクから白まで変化があるそうだ。意識してみているとあちこちに咲いている。色も、白はむしろ少なく、花びらの上端にピンクからむらさきのまだらが入っているものが多い。

20080516-1206-2-Odorikosou-AkaMadara-540+405 オドリコソウの花の色変化

 私は藤沢でも札幌でもヒメオドリコソウはよく見かけていたが、オドリコソウは意識していなかったので、見かけていたかどうかはわからない。意識してみて見ると、なかなか可憐ないい雰囲気の花である。どちらもシソ科の仲間で形は似ているが、大きさはオドリコソウのほうが3倍ほど高く、30~50センチである。


ヒメオドリコソウ( 2007.05.04 ハイジ牧場にて )

 ヒメオドリコソウの葉は、頂部のほうは赤紫がかっていて、下へ行くほど緑がかっていく。オドリコソウの葉は全体が緑色をしていて、シソの葉に良く似ている。

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