タンポポ、次世代へ

 まだ初夏だというのに、タンポポは今年の第二世代の株が種を飛ばし始めている。4月がかなり温暖だったせいもあって、第一世代の開花が早く、5月のゴールデンウイークころには種を飛ばしていた。その種が発芽して開花し、半分ほどはもう種を飛ばしている。近所の空き地は、黄色い絨緞を脱ぎ捨てた。

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 北海道在来種のエゾタンポポは、先日日本海側に行ったときに、初めて目にすることが出来た。しかし自宅の近所に見られるタンポポは、ほぼ全てが移入種のセイヨウタンポポである。関東地方でも、カントウタンポポを探すのに苦労するほどセイヨウタンポポがはびこっている。

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