デジカメ異変

 藤沢を出発する前、2月15日頃に、庭で咲き出したスイセンの花を撮影しようと、それまで1ヵ月半ほど手にしていなかったデジカメを持ち出した。そこでレンズのフードを開いて、液晶画面を見て驚いた。

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 このとおり、まるでゴーストか墨絵のようなのである。何枚も撮ってみたが、撮影後の画像も同じ状態で、殆ど改善しない。1月はじめに孫達が集まったときに撮影したものは、何事もなく映っているのである。
 修繕に出している間はどうしようかと悩んだが、そうだ、携帯電話のカメラがあるではないか。それに気付いたのは札幌に着いてからであった。しかしばたばたしていて、デジカメはまだ手元にある。

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