クロヒカゲ

 上富良野町のT家の住宅前から借りている畑に行く途中に沢地があり、その周辺には自然林があってササが多く自生し、いつも薄暗い。そしてこのあたりではヒカゲチョウの仲間をよく見かける。今回は、目の前の草の上に、クロヒカゲが止まってくれた。

DSC05153-Kurohikage-540_360  マメ科の葉の上に止まるクロヒカゲ

 ヒカゲチョウの仲間は、名前のとおりヒナタよりヒカゲを好み、幼虫は主にイネ科の植物を食草としている。このクロヒカゲの幼虫は、クマイザサまたはチシマザサを食草としている。
 ヒカゲチョウの仲間には、この写真のように羽の裏に円紋がいくつかあり、表側には裏側の紋に似た位置に円紋があるが、このクロヒカゲの表側には濃茶褐色の上にかすかな黒い点はみられるものの、はっきりとした紋は見られない。

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