札幌マイセン美術館

 きょうは、”マイセン美術館”に行ってきた。札幌駅の近くにあるショッピングモール”サッポロファクトリー”の一画にあり、日本で唯一のマイセン磁器製作所・公式美術館である。

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 中には、おもに20世紀後半から最近まで活躍し、引退した5人のデザイナーの作品が展示されている。5人とは、ルードヴィッヒ・ツェプナー、ルーディン・シュトレ、ハインツ・ヴェルナー、ペーター・シュトラング、フォルクマール・ブレートシュナイダー。
 このうちシュトレは既に故人である。またハインツ・ヴェルナーは引退後も芸術活動を続け、この札幌マイセン美術館の名誉館長に就任し、この美術館のための作品をデザインしている。
 それぞれのデザイナーの手作り、手描きの一品物ばかりで、おもに花瓶、陶画、陶彫、絵皿、オブジェなどが数多く陳列されていて、圧巻であった。
 出口近くにはショッブもあり、C/Sや花瓶、オブジェなどを売っていた。50万円以上の作品には、50%Offになるものも多かった。C/Sでは、マイセンのほかにウエッジウッド、ミントン、ロイヤルコペンハーゲン、リチャードジノリ、リンドナー、フッチェンロイターなどの製品もならんでいた。

※ このマイセン美術館は知名度が上がらず、集客に苦しんでいた。関東に移して規模を拡大すべく2009年8月16日に閉館していたが、同年11月25日、運営母体である「アートフォーラム」が倒産。このマイセン美術館もなくなった。
※  http://www.fukeiki.com/2009/11/sapporo-meissen-museum.html

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