小樽と余市

 きょうは、気分転換に車を転がし、札幌市の西北西30キロにある小樽市と、さらに西20キロにある余市町に行ってきた。

DSC00042-400+300祝津灯台と鰊御殿

 小樽は最近、運河やレンガ倉庫街、そして寿司やラーメンなど、観光地化して有名になってきた。きょうは裕次郎記念館やガラス工房などの施設を素通りして、岬の先端の祝津(しゅくつ)にある鰊御殿(にしんごてん)に行ってみた。
 昭和30年台はじめまでは隆盛を誇っていた鰊漁の網本が、もっと西のほうに建設した住宅兼作業員宿舎だったそうである。毎年春になると、北方から鰊の群れが産卵のために海岸に押し寄せ、海は鰊の白子で真っ白になったそうである。当時の鰊漁に使用した種々の漁具が陳列されていた。

DSC00045-400+300ニッカウヰスキーの余市工場

 小樽からさらに西へ走って、余市町にあるニッカウヰスキーの工場へ行き、ウイスキーの製造工程を見学させてもらった。案内の女性が、創業期の歴史と、 北海道の原料や燃料にこだわった製造工程を説明してくれた。 最後には試飲コーナーがあって、私と妻はリンゴジュースをいただいた。一緒になった若い男性2人はバスで来たとみえて、モルト (原酒)を何杯か試飲していた。
 広大な敷地には独特の雰囲気の建物が配置され、いかにもスコッチウイスキーを醸造するのに適した環境のように思えた。

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