東屯田川遊水地バードウオッチング

 日本野鳥の会に入会して10年になり、今回神奈川支部から札幌支部に転会してきた。札幌支部では、きのうから「ゴールデンウイーク探鳥会」として、市内の各ポイントでの探鳥会を企画している。きょうは市内北部の屯田地区の北端、東屯田川遊水地での探鳥会があり、妻と参加してきた。
 自宅から大通り(バス)⇒麻生(あさぶ=地下鉄)⇒屯田10条3丁目(バス)で、休日で空いていたせいか、徒歩や待ち時間を入れても1時間で着いてしまった。集まったのは約70名。4班に分かれて、私達は初心者のクラスに入った。朝からずっと快晴で、9:00集合、12:00解散までのあいだ、気分よく歩きまわれた。

DSC00087-400+300 東屯田川のミズバショウ

 まだ枯れ模様の原野で、オオジュリン、ノビタキ、シジュウカラの黒帽子トリオのオスが、ナワバリ宣言でさえずり、賑やかであった。遊水地には、釣り人がゴムボートを持ち込んでうろうろしているため、一番の観察目的だったカワセミは現われなかった。
 行きのバスで、妻の姉の自宅のすぐ近くの停留所を通っていることが分かり、帰りに電話を入れて途中下車し、義姉夫婦と茶飲み話をしてきた。この義姉は、我々のバードウオッチングのきっかけを作ってくれた人である。彼等の住まいの周辺はすっかり宅地開発され、放水路や防風林でごく普通に見られたこの地方特有の鳥や植物は、最近はめっきりと減ってしまったそうである。

観察した野鳥:トビ、ハクセキレイ、アオサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、ツグミ、ヒバリ、カワラヒワ、シジュウカラ、ムクドリ、ノビタキ、ホオアカ、ヒドリガモ、オオジュリン、シロカモメ、カモメ、コガモ、マガモ、アオジ、キジバト、ヒヨドリ、カイツブリ、アリスイ、カルガモ⇒以上25種類

カテゴリー: 季節, 自然, 花・植物, タグ: パーマリンク

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