スレスレのドロナワ

 この1週間ほどは、3日間の旅行を挟んだために帰宅してからが忙しかった。講座担当を引き受けた学校の、学生用の講義資料作りで目を回した。依頼されたテーマの内容を話すだけなら1-2回程度の講義ですむが、なにしろ学生は20歳前後で、現場のことを殆ど知らない。学校では、「学生に費用負担はかけたくない」というので、市販の書籍を買わせるわけにもいかない。
 だから工事・工法のことや現場の進め方を別の講座で十分に勉強しているとは思うのだが、その作業がどう環境に影響しているかは、絵、写真、図表で説明してやらないと理解出来ないだろう。ということで、静止画や動画を作成したり探したりするのに時間がかかる。それらをパワーポイント(パソコンのスライド作成ソフト)で作って、講義はプロジェクターで大写しにし、学生用資料は、その各画面をA4用紙1ページに6コマずつまとめて渡している。
 講義は1回100分で8回の計800分。はじめは半分もいらないと思っていたのだが、どうしてどうして、「環境」というのはばけもので、「宇宙」から説明することになった。初日は「環境とは」、2回目は「エネルギーとは」。そして今週の3回目で、やっと建築現場作業に入ったところである。後半には、ISO14001(環境マネジメントの国際標準)も入ってくる。
 講義のビデオ撮りや、通信教育の添削などはいままでもやってはきたが、学生を前にして話しをするのは初めてで、相手が理解できているかどうか判断したり、また何よりも時間管理に気を遣わなくてはならない。時間はあっという間に経ってしまう。自分が学生のときとはえらい違いである。
 いま来週の講義用の資料を作っている。急な話でもあったので、常にドロナワであるが、おかげで今のところ生き生きしている。フィットネスクラブに通うのを私は中断しているが、妻はせっせと通っている。私よりも行動力がある。

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スレスレのドロナワ への2件のフィードバック

  1. 鎌倉の藤沢人 のコメント:

    建築に関する講義ご苦労様でした。門外漢の私には良く判らない事ですが講義すると言う事はなかなか大変なことです。
    まだ、先のある様子ですのでこの次ぎに来藤の時は是非、時間を割いてお会い出来るようスケジュールを組んで下さい。
    11月からはマルダイの観察が始まります。また市役所からの要請で野鳥観察に就いての講義が8回の予定で始まりました。
    FWBCではK氏が座学を、そして私他数
    人で外の観察を担当します。
    所で、日ハムファイターズ残念でした。
    恐らく第七戦までもつれ込むと思っていましたが、余りのあっけなさに北海道ファンの私としてはがっかりでした。
    監督の交代で志気が上がらなかったように思います。その点、外人監督は日本人と感覚が違うようですね。
    御地では雪になったようですが、こちらは明日、三日の特異日での晴天を利用して葛飾の水元公園へBWに行きます。
    それではお元気で。

  2. とくじい こと DAD のコメント:

    鎌倉の藤沢人さん、ご無沙汰でした。
    「涼しく」から「少し寒く」になってきました。NHK-TVではきょう、札幌で初雪が・・・」と放送していましたが、私の住まいの近辺ではふりませんでしたよ。たぶん札幌管区気象台付近のことでしょう。
    「札幌市」で言えば、すでに10月13日に洞爺湖へ抜ける中山峠でふりました。
    日ハムファイターズの敗戦は本当に残念でした。以前から野球でもサッカーでも、私の応援するチームは、私がその試合をTVで観ているとほぼ負けるので、気にはなりながらも観ないようにしていました。今回もそうだったのですが・・・。
    またマルダイ観察のシーズンになりましたか。中心的存在だったTさんが活動できなくなって、準備や結果のまとめが大変でしょうね。寒い時期ですし、どうか風邪などひかないように、くれぐれもご自愛下さい。

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