ガソリン・灯油の値上げ

 このところガソリンや灯油の値上げが甚だしい。昨日(12月1日)づけで一斉にリッター当たり7円から10円上がった。自宅の近くのセルフガソリンスタンドでも、一昨日までの145円から昨日は152円になっている。
 一昨日、車のガソリンが切れそうになったので、妻が前日から目をつけていたガソリンスタンドに向かった。レギュラーガソリンの表示価格が141円である。セルフではない。入ろうとすると、わき道へ誘導された。そこには何と50台ほどの車の列が順番を待っており、その最後尾に並ばされた。翌日からの値上げの情報に、安値のスタンドに集中したものだろう。順番が来るまで時々スイッチを切ってはアイドリングを止めていたが、給油完了まで40分かかった。
 私たちの住むマンションは、各戸ごとの集中暖房ではあるが、燃料の灯油は1か所の給油口から送られ、各戸にメーターが付いていて、単価はマンション全体の総合契約である。しかし最近は頻繁に価格改定のお願い書がまわってきており、この12月からはついにリッター92円になった。それでも一般市価よりは6パーセントほど安く、管理組合でも同意せざるをえない状況である。稚内市では、灯油の平均市価は100円を超えてしまったそうである。
 前回の初冬には藤沢市に住んでいたが、灯油はセルフのスタンドで18リッター1缶分で700円を切るところがあったから、それから見ると実に2.5倍である。
 数日前に、原油の先物取引の価格がやっと下降したというニュースがあったが、それが日本の経済全体に効いてくるのはだいぶ先のことだろう。製造業の生産ラインに使用されるエネルギーに、石油系のものが多く使用されているせいか、最近はそのような物品の値上げが相次いでいる。また廃業する銭湯も多いと聞いた。

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