稚内での葬儀

 28日、私たちの娘のお姑さん(稚内に住まう)が急に亡くなられた。31日が友引なので、29日にお通夜、30日に告別式となった。帰省ラッシュとぶつかったため、高松に住む娘の家族は飛行機の切符が取れず私たちが代理出席することにしたが、北海道内の交通事情も同様であるため、私は妻を乗せて稚内まで車で往復した。

DSC02403-540_360稚内市西部 抜海(ばっかい)

 往復700キロ強であった。ちょうど悪天候にぶつかり、航空機が運休、長距離バスも列車も満員で難渋したようである。昨日の行きは、低気圧が通過する中、西風の吹雪と地吹雪の中を、恐る恐るの7時間半であった。今日の午後の帰りは、風は治まったが雪は続き、体の疲れもあって、何箇所かの道の駅やサービスエリアで休憩しながら、やはり7時間半かけて帰ってきた。

DSC02401-540_360地吹雪注意看板

 人の死は悲しい。まして身近な人の場合には、お互いに心を交わせていただけに、悲しみはより深い。お舅さんやその子供たちの悲嘆を思うと、自分の口から出るお悔やみの言葉も、空疎に響くようでとてももどかしい。祭壇の写真が、とても良い表情で笑っているのがより悲しみを誘うが、また唯一の救いでもあった。娘の家族は、年が明けてから帰郷する。

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