窓の結露

 室内は18度の温度設定で、かつ加湿器をかけている。窓は二重窓で、しかも内窓はペアガラスである。内窓の引き戸はアルミにウレタン塗装が施され、引き違いの召し合わせ部分にはゴムパッキンが噛み合うようになっている。しかし内窓のほんの僅かの隙間から、室内の空気が外窓との間に漏れ出し、外窓のガラス面に結露を起こす。しかしこの水滴が凍るところまでは行かず、飽和状態になった水滴はガラス表面を流れ落ちて、敷居の部分に溜まる。

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 昔、私の住んでいた札幌の木造家屋では、内壁の漆喰の外は厚さ12mm程度の下見板だけで、断熱材などなかった。茶の間でストーブをたき、湯沸しから盛大に蒸気を出すと、木製二重窓は外窓も内窓もガラスはシングルで、その外窓のガラスに付いた水滴はダラダラと下に流れ、敷居のところで凍り付いて窓は開かなくなる。

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 ストーブを焚かない寒い部屋に漏れた湿気は、窓ガラスの面でたちまち結露し、そのまま凍って霜の結晶としてぐんぐん伸びてシダの葉のようになる。生き物のようなその成長ぶりが面白くて、寒さに震えながらいつまでも観ていた記憶がある。厳寒期には、その霜が融けるひまもなく、どんどん湿気を呼んで結晶が重なり、外が見えなくなる。霜の結晶が伸びていくのがはっきりと観察できるのは初めの頃だけで、そのうち結晶が重なってくると、わけがわからない模様になる。

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