雪囲い その3

 雪国では、公園の松などその枝振りを愛でるような大木は、降雪の前に樹の中央に芯柱を立て、上から縄で一本一本の枝を吊って、枝振りが乱れるのを防ぐ「雪吊り」と呼ぶ工夫をしている。金沢の兼六園等はその縄の傘状の流れを芸術的な姿にすっきりとまとめていて有名である。
 札幌ではこの初冬になって、公園ではまだ雪吊りは見られないが、個人宅の庭では時々見かけるようになってきた。造園屋さんがきれいにまとめている所もあれば、素人仕事のように簡単な物も見られる。

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カテゴリー: 季節, 日々つぶやき, 花・植物 タグ: パーマリンク

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