雪囲い その4

 雪囲いの色々をアップし終わらないうちに、15センチほどの積雪があって、ほぼ融けずに残っている。今日の雪囲いは、今回の降雪前に撮影したもので、細竹で櫓状に囲うタイプと、それにムシロやネットを被せるタイプを紹介する。割り合い簡単な手法だが、常緑樹に多く施される。1本の木の周囲の3~8方に軽く細竹を差し込み、上をまとめて荒縄でくくる。これで終る場合と、上かららせん状に荒縄を蒔きつけていく場合がある。

DSC00185-540+360オンコ(イチイ)に4本の細竹を立て、くくってから数段縄をかけたもの

 さらに、シャクナゲなどのように葉の大きな常緑樹は、この竹で組んだ櫓にムシロ、またはビニールネットを被せて、荒縄あるいはビニール紐などでらせん巻きをすることが多い。今回の写真の物はほぼプロが組んだ物であるが、アマチュアが自宅の庭で簡単に組んでいる物も多く、色々のパターンがあって、観ていると面白い。

DSC00191+246-540+360ネット掛け、ムシロ掛けのもの.広葉樹に多い

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