素朴なコスモス

 札幌でのコスモスは、早いものは6月末頃から咲き出し、今も和名の『秋桜』のように、この初秋の道端のあちこちで咲いている。私が初めてコスモスを知ったのは、小学生の時、友達からあの細長く湾曲した種を3粒もらって植えた時であった。芽出しの始めの頃は、にんじんの葉のような頼りない細い葉が立ち上がっていたが、見る見る背丈を伸ばして沢山のピンクの花を付け、種を散らす頃には太い「樹」のように、高くたくましくなった。

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 最近はコスモスだけで見事な花畑をなしている所が増えてきた。赤や白の花弁のものも一緒に混植している。8月中旬に、郊外の貸し農園で筒状の花弁のコスモスを見つけた。重々しくて華やかな花であったが、昔からの素朴なコスモスもいい。
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