◆ 冬、北海道は白い世界になり、ウインタースポーツの舞台になる。また温泉地は落ち着いた賑わいを見せる。夏の間にぎわった自然観察のコースは、雪に埋もれて閑散としている。そんな中、冬に見られる動物を見たくて、まだ少し時期の早い北海道に出かけた。
12月5日(日)
◆ 関東地方は強力な低気圧のせいで、昨夜から強烈な風が吹き荒れていた。東海道線や小田急線は強風で運休中のため、藤沢駅前発のリムジンバスの運転手に確認すると、途中のベイブリッジやつばさ橋は通行止めを解除されているが、時間は保証できないと言う。それでも他に羽田空港へ行く手立てがないので、飛び乗った。
◆ 羽田空港はごった返しており、各便はほとんどが欠航になっている。散々待たされ、長い長い列に何度も並んだ挙句に、この日は全て欠航となり、翌朝の第3便の切符に買い換えた。結局羽田空港に8時間近く居て藤沢の自宅に帰ったが、くたくたであった。
12月6日(日)
◆ まだやや強い風が吹いていたが、羽田空港へ向かった。混雑はかなり緩和されたが、昨日の影響でまだ少しごたついていた。定刻から20分遅れで出発。新千歳空港には15分遅れで到着した。空港からJR特急で札幌まで約40分。
◆ こちらも低気圧の影響で、だいぶ雪が積もっていた。気温が高めなせいもあって、木々の細い枝にも雪が着いて、真綿でくるんだようになっている。
2.雪の花 3.標識に雪の帽子
12月7日(火)-9日(木)
◆ 到着してからは穏やかな日が続いて、妻の兄姉達の自宅を訪問したり、市内で一緒に食事をしたり、孫へのみやげ物を探したりした。また定宿の補修工事の手伝いで作業の立会いなどをし、夜は食事がてら大通り公園に出て、最近評判になっているイルミネーションを楽しんだ。
4. 大通り公園のイルミネーション 5.ライトアップのテレビ塔
「初冬の札幌と道東へ-2」に続く