ナンとカレー

 札幌市内から洞爺湖ヘ向かう国道230号線を車で40分ほど行くと、途中に定山渓温泉がある。その少し先を南に入ると、豊平峡(ほうへいきょう)温泉という、割り合い新しい温泉がある。妻が、その温泉の名物であるカレーを食べたいというので、車で出かけた。
 途中かなり渋滞して、到着したのは13時ちかく。食堂に入ると、結構な混みようであった。調理場には4人のネパール人がおり、1人は専門に窯でナンを焼いていた。

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 妻はひよこ豆(ガルバンソウ)のカレー(上)、私はポークカレー(下)で、2人とも辛さは5段階の真ん中(中辛)を頼んだ。ライスはなく焼きたてのナンが付いている。具が少なく細かいのは、ナンをちぎってそれでカレーをすくいながら食べるので、具がごろごろしていたのでは食べづらいからかもしれない。ひよこ豆のカレーは800円、ポークカレーは900円だった。カレーの味は、よく練れている感じがして美味かった。
 食事のあと、1人1,000円で温泉に入浴。男子浴室内に浴槽4つ、露天に石組みのかなり大きな浴槽が2つあり、いずれも源泉かけ流しであった。露天風呂に入っている時、キセキレイのペアが浴槽の縁の岩の上をチョコチョコと飛び回り、近くの樹の上ではヒヨドリが2羽、騒ぎまわっていた。浴室を出ると、大きな休憩室が2つとマッサージ室があるが、宿泊の施設はない。
 ここから5分ほど奥に木彫りのふくろうを作っている工房があり、さらに1~2分のところにやきものの工房があるそうだ。いずれも個人で運営しているとのこと。

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