◆ 最近妻は家計最優先で、自分のコレクションであるふくろうの置物を殆ど買わない。一緒に歩いていて、ふと手作りのふくろうを見つけて「買おうか」といっても、なかなかうんと言わないのだ。ところが先日、大倉陶園のファクトリーショップに寄ったとき、ゴスでふくろうを描いたマグを見つけると、即、買ったのである。いまは、毎日の食事のときにコーヒーや紅茶、日本茶、ソバ茶を飲むのに、フルに使っている。
ふくろうをデザインしたカップ ラインナップ
◆ 大倉陶園には、このゴスのふくろうのマグカップのほかに同じ型のマグに金彩のフクロウを描いた物があった。 しかし金彩のほうはあまり心を打つような物ではなかったので、ゴスの方を購入した。妻は、洋食器は青の絵柄の物を特に好むのである。
大倉陶園のマグカップ
◆ また、この私のホームページをアップして間もなく、お友達になってくださったジノリさんから、 「普段に使っていましたが」という言葉を添えて、メキシコ・トナラ焼きの、ふくろうを描いたデミタスカップが送られてきた。 ふくろうの飾り棚の写真をアップしてあるのだが、そこにトナラ焼きの置物がいくつか写っていて、「一緒に飾ってあげて」 と送ってくださったのである。とても素朴で、味がある。
メキシコ・トナラ焼のデミタスカップ（ジノリさんより戴く）
◆ 私が現役だった頃勤めていた会社の本社が赤坂にあってよく出かけていた。一つ木通りからちょっと裏手に入ったところに、世界中からふくろうに関するものを集めて並べているお店があって、時々寄ったものであるここで見つけたものの中に、ふくろうをデザインしたミニチュアのコーヒーセットがある。コーヒーポット、ミルクピッチャー、コーヒーC/S、シュガーポットの9点セットである。実用性は全くないが、アイデアが面白くまた可愛いので、飾り棚の一番手前で目立っている。
ふくろうのミニチュア・コーヒーセット
◆ これらふくろうをデザインしたカップは、私や妻の陶磁器収集とふくろう収集のそれぞれの趣味が同時に満たせる接点にある。