♣ 6月1日、旧友が1人逝った。倒れたのは、ごく親しい仲間との夫婦での食事会の直後だったとか。婦人の支えで帰る時、 エレベーターの前で突然倒れて、仲間の医師や救急病院での懸命の蘇生術にも応答無く、帰らぬ人となったそうだ。小・中・高とずっと同じ学校だった。高校では同じクラスにはならなかったが、小・中学校では同級の時もあった。体は一番大きい方で、私は一番小さい方だった。だがこの友人には、いじめられた記憶はない。
♣ 近くに住む、ほかの同期の友人2人を誘って、葬儀式場に出かけた。糖尿病に苦しみ、徐々に視力を失いつつも希望は捨てず、奥さんの懸命の支えのもと、頑張っていた。兄・姉･弟達は全て先立ったそうだが、ご両親はご健在である。子供達すべてに先立たれてしまったご両親の心痛は、察するに余りある。奥さんとご両親の、今後の気持ちのご回復を、心から祈りたい。孫（男の子3人）が残ったのが、せめてもの救いである。
♣ そういえば、私が小学校5年の夏休み中に父を亡くした時、担任の恩師とともに級友代表で自宅に焼香に来てくれたのは、彼であった。