枯死する樹木

 この春に雪が融けてから、近所の木々の芽吹きを楽しみにしてきた。しかしなぜかその中に、全く芽吹かず、枯れ色のままのものが10本ちかく見られた。樹種としては、ナナカマド、ライラックなど花を咲かせるものに多かったような気がする。
 そんな中で、常緑樹のオンコ(イチイ)の葉が、雪解けまでは緑色だったのに、枝先からどんどん茶色になっていき、今は全ての葉が茶色になったものが2本ある。どちらも去年は実を付けていなかったので雄木だと思う。

DSC03901-540+405 葉の色が変ってしまったオンコ(イチイ)

 オンコの変色した葉をいじってみても、はじけ落ちることはなく柔軟に枝に着いてはいる。ただ、ナナカマドやライラックなどには、伐られてしまったものもある。この現象が、この近辺だけの状況なのか、一時期だけのものなのかはわからない。まさか地球温暖化に伴う現象の一つだとは思いたくないが、不気味なものを感ずる。
  追伸:この枯木は、根元から伐られていた(2008.06.16)

カテゴリー: やれやれ・・・, 季節, 日々つぶやき, 自然, 花・植物 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA