関東トンボ帰り

 16日から妻と藤沢へ行ってきた。税務処理、墓地の返還手続きと墓碑の解体、遺骨の移送などで、結構な時間がかかった。私は既に、札幌市営の霊園に永代使用の権利を獲得して墓碑の設置が終っており、雪が溶けて桜の咲く頃(ゴールデンウイーク明け)に、改葬する。運んできた遺骨4体は、宗教・宗派がばらばらなので、とくに魂入れという手順はとらず、私と妻、子供達の立会いで、「気持ち」をこめて改葬するつもりである。
 今回返納した墓地は、私の伯父(父の兄)が藤沢市の職員時代に墓苑の基本設計を行ったところである。その伯父もとうに鬼籍に入り、今は私たちが返納した墓地の近くにある芝生墓地で、伯母とともに眠っていて、従弟(伯父の長男)が管理している。

DSC04532-540_360紅白のジンチョウゲ

 こちらではかなり暖かく、気温は札幌より10℃以上も高いだろうか。札幌から着て行ったダウンジャケットでは、日中は暑ささえ感ずるほどであった。藤沢の霊園ではサザンカがほぼ散ってしまったが、ジンチョウゲが花を開かせ始めていた。また道路の片隅に、1本だけタンポポが静かに咲いていた。

DSC04533-540_360セイヨウタンポポ

 藤沢市内では、ヒヨドリが盛んに鳴いていたほかは、メジロ、シジュウカラ、ムクドリ、スズメ、ツグミ、ハクセキレイを見かけた。引地川では、川中の石の上に佇むカワウを見かけた。また夜になると、藤沢駅南口のいつもの街路樹には、以前と同じようにムクドリの大群がねぐらとして集まっていて、賑やかだった。以前は、北口のケヤキには夜になるとハクセキレイの群れが集まっていたが、今回は全く見られなかった。

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