♣ 4月14日、私たちはいつもの獣医さんにさくら(ヨーキー)とピーコ(パンダネコ)をあずかってもらって、北海道へ行ってきた。 さくらは預ける前から食欲が落ちていて、あまり芳しい状態ではなかった。しかしよんどころない事情があったので、 さくらが我が家に来てからずっとお世話になっていた獣医さんに、あれこれお願いして預けていった。
♣ 17日日中に、獣医さんからDADの携帯に電話が入り、殆ど食べなくなったから栄養点滴をしても良いかと聞いてきたので、ぜひに、 とお願いした。18日の日中には嘔吐、下痢がひどくなり、尿毒症の症状が出てきて薬を変えたという。
♣ 18日21時ころ、あまりいい状態ではないので、覚悟してほしい旨の電話があり、そのすぐ後にまた電話で「亡くなりました」 と伝えてきた。
♣ きょう、藤沢に着いてすぐ迎えに行ってきたが、さくらはいつもの穏やかな表情で眠っていた。獣医さんの話では、 前夜私に電話を入れているときには眼を開いていたのに、電話が終って30秒ほどで心臓が止まったとか。
♣ 「私はこういうことを信じはしないのですが」と獣医さんが前置きをし、「まるでご主人の声を聴いていて、 その声が聴こえなくなるのを待って旅立ったように思います」と言ってくれた。
♣ 私たちに代わって、夜遅くまでさくらに付き添ってくれた獣医さんには、本当に感謝である。昨夜連絡を受けてから、 きょうさくらに会うまでは、何とも胸の塞がる想いであった。あす、さくらの先輩のクーコが眠っているペット霊園に連れて行って、荼毘に付してもらう。12歳3ヶ月であった。 合掌