高校の同期会

 私は昭和35年に札幌の高校を卒業した。10クラス560名。いま思うと大勢いたなぁと思う。 しかしこの6年後には団塊の世代に入って3年間、1学年20クラス、1,000人を超える規模になっていた。
 これらは全日制での人数で、他にⅡ部(夜間部)や通信教育のクラスもあったから、同じ年度の卒業生は相当の人数になる。同期生560名(男子432名、女子128名)のうち、46名が亡くなった。残りのうちほぼ半数が北海道から出て、うち約180名が関東に住んでいる。我々の同期は非常に集まりがいい。北海道での同期会も盛んだが、在京の同期も年に2回は集まり、 そのほかに趣味を通じた小さな集まりが幾つもあるようだ。

 きょう私は、そんな小さな集まりの一つに行ってきた。定期的に例会を持つ仲間で、
頭割りの支払いで飲み食いしながら情報交換をするのである。きょう集まったのは12名、場所は飯田橋であった。年齢的に還暦を過ぎ、定年にもなって、その後の人生のことや、仲間の訃報や病気(主として生活習慣病やガン)の話、頭髪の話など、若い人は聞きたくもないであろう話題で盛り上がる。利害関係のない世界でオレ、オマエで付き合ってきた仲間だからなおのことである。
 こうして話し残しの余韻を抱えながら自宅へ戻る。妻は同じ札幌の出身であり、私の同期生の趣味(バードウオッチングなど)の会に一緒に参加しているので、その人たちと少し面識があり、帰宅してからしばしの消息話しに時間を費やすのである。

カテゴリー: 思い出, 日々つぶやき タグ: パーマリンク

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