赤系のジャガイモ

 きょうは久しぶりに、札幌中央卸売り市場の場外市場に行ってきた。最近は、今までにあまり見たことのないような変わった野菜が売られており、聞くと北海道内の農家が積極的に色々の品種栽培に挑戦しているという。きょうはジャガイモを中心に見てきた。
 従来の北海道産のジャガイモというと、「男爵(だんしゃく)」がほとんどであったが、その後「メイクイーン」があまり煮崩れしない品種として定着し、2大品種としてしばらく台所をにぎわせてきた。このごろスーパーマーケットでは、男爵系の「キタアカリ」という品種がよく売られるようになった。
 30年ほど前から、北海道東部の小清水町や清里町の若手の農家が、ジャガイモの原種とされる南米アンデスの「インカの星」を栽培し始めていて、一度頂いて食べたことがある。小粒だが、素朴で淡白だった。

DSC01830-540_360 左から 「アンデスレッド」、「シェリー」、「キタムラサキ」

 きょうは表面または内部の色が赤系統のものを買ってきた。

DSC01834-540_360 「アンデスレッド」皮の色は紅系、中は濃黄色、35年ほど前に開発され、岡山県で維持されてきた。

DSC01832-540_360「シェリー」フランス産の早生品種で、形はメイクイーン系、皮は赤味を帯び、中は黄色

DSC01836-540_360「キタムラサキ」北海道農業研究センターにおいて育成し、平成16年北海道の優良品種とした

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