幸運のライラック

 ライラックは花が穂状に集まって咲く。その一つ一つは、ガクから筒状に花弁が伸びて、先で4つに開く。この開いた数が5つになる奇形があり、それを見つけると幸運が訪れると言う。クローバーの四つ葉と同じようである。ところが、妻は7枚に分かれたものを見たことがあるそうだ。

20080517-1030-Lilac_mid-purple-540+405 4つに分かれた普通のライラックの花

 感心しながら、最近自分が撮影したライラックの花の写真を見てみたら、なんとなく花びらがもっこりとしているものを見つけた。気になったのでその写真を撮影した場所に行って見ると、もう色は変りかけているものの、あったのだ。

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 前述の9枚までの花びらは、1本の花筒の先端で5~9枚に切れ込んでいるのに対して、これは4枚花びらを持った花筒の中からもう1つ・2つの花筒が出てきて、それぞれが3~4枚に分かれた重複咲きであり、最大で合計12枚の花びらを持っていた。しかもこの樹の花全てが、8~12枚の花びらを持っている。ライラックには八重咲きの品種もあると出ているので、これは単なる八重咲きなのだろう。今年はもう花期が終わりなので、「幸運のライラック」は来年探してみよう。

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