オオハナウド

 今の時期、近辺の山麓や自然を多く残している公園などでは、オオハナウドなどセリ科の仲間が大きな花を咲かせ始めている。大きいとは言っても、小さな花を沢山テーブル状に拡げているのである。この花にはいまチョウやカメムシ、ジョウカイボンなどという昆虫が集まってくる。

DSC03845-20080602-1541-Oohanaudo-540+405

 よく見ると5弁の花が一枝に20個ほど咲き、その枝が30個ほど天を支えるように、円座状に並んでいる。一枝では、中心部の花の花弁は小さいが、外側ほど花弁が大きくなるという特徴がある。

DSC03844-20080602-1540-Oohanaudo-540+405

 もう少し陽射しが強くなってくると、この花の上はハナカミキリやコメツキムシなどの仲間が集まってきて、とてもにぎやかになる。今でもアリやハムシ、ゾウムシ、ハナアブなどが集まり始めている。もうそろそろカメラの選択に迷っている時期ではなくなってきた。もはやシーズンに突入しているのだから。

カテゴリー: 季節, 日々つぶやき, 自然, 花・植物 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA